2006年 07月 16日
イギリス人と結婚し、ロンドン在住の大学時代のクラスメートから 「イギリスでクラス会をしましょうよ。各地を案内しますよ。」という提案があり、実施 することになったが、親の介護、孫の世話、自身の健康など諸事情があり、日本から 参加することになったのは、クラスの人やその知人9人。 在英のKさん、幹事のTさん、Yさんがホテル、航空券、ドライヴァー付きのマイクロバス などすべて手配してくださり、必要経費を送金し、成田、関空、岡山、福岡空港から飛び 立ち、ソウルで結集することになった。 私は6月26日関空からだだ一人出発した。ソウルに集まったとき、一番イギリス旅行を 楽しみにしていた人が急病で出発日に入院、不参加になったことを知った。私も健康状 態はいまいちなのでみんなに迷惑をかけないように楽しもうと心した。 宿泊地 1日目 6月26日(月) 関空~ソウル~ロンドン ロンドン泊 2日目 6月27日(火) ロンドン泊 3日目 6月28日(水) ヨーク泊 4日目 6月29日(木) ヨーク泊 5日目 6月30日(金) エジンバラ泊 6日目 7月1日 (土) エジンバラ泊 7日目 7月2日 (日) 湖水地方泊 8日目 7月3日 (月) 湖水地方泊 9日目 7月4日 (火) ストラッドフォード・アポン・エイヴォン泊 10日目 7月5日 (水) ストラッドフォード・アポン・エイヴォン泊 11日目 7月6日 (木) ロンドン泊 12日目 7月7日 (金) ロンドン泊 13日目 7月8日 (土) 夕方ロンドン発 14日目 7月9日 (日) 夜11時帰宅 宿泊地だけは決まっていたが、道中みんなで相談しドライヴァーの意見を聞きながら 訪れる場所を決めようということになった。 どこに立ち寄ることができるのか楽しみである。 夕方5時ごろ8人がヒースロー空港に降り立ったとき、KさんとKさんの知り合い でポーターを務めてくれる19歳のジョー君と18歳のルーク君が出迎えてくれた。 二人とも好青年である。 ■
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by seico5822
| 2006-07-16 23:15
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2006年 07月 16日
27日(晴れ) ロンドンでは自由行動だ。私は1981年チャールス皇太子が故ダイアナ妃と結婚式を あげたおよそ1ヶ月後はじめて英国を訪れた。街中祝賀ムードがあふれていて、街路 はパレードのあとをとどめていた。店々のショウウインドには2人の写真がかざられ、 有料トイレでまでお二人の写真が飾ってあった。時が移り二人は離婚、ダイアナさんは 故人となり、チャールス皇太子は再婚した。 前回、ロンドンには5日ほど滞在して歩き回ったので、今回はまだ行ったことのない キューガーデンを友人二人と訪れることにした。他の人たちはロンドン市内観光をする。 キューガーデンは、そのコレクションの多様さと造園技術の歴史と発展における多大な 貢献がみとめられ、2003年7月ユネスコ世界遺産の指定を受けた。 面積約300エーカにおよぶ広大なガーデンである。 地下鉄キューガーデン駅 ![]() キューガーデンのメインゲート ![]() パーム・ハウス 熱帯雨林と同じような環境にたもたれている。 ![]() ![]() テンペレート・ハウス ビクトリア時代に完成した世界最大の温室。 ![]() ![]() パゴダ 1762年に完成した六角形の十重塔。高さ50メートル近い。 ![]() 日本庭園と勅使門 ![]() いろんな種類の鳥がいた。クジャクは人々にえさをねだっていた。離れすぎていて クジャクの舞には、間に合わなかった。 ![]() ![]() ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 22:15
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2006年 07月 16日
キューガーデンの正式名はRoyal Botanical Gardens,Kew. 1759年に、ジョージ3世の母后プリンセス・オーガスタによって設立された。 その後50年ほどで、ウィリアム・チェンバーズの設計によるパゴダなど装飾的な 建造物が次々と建設され、世界各地の植物の収集にも着手。19世紀のビクトリア 時代にはパーム・ハウスとテンペレート・ハウスが完成。 20世紀に入ると学術的研究に重点が置かれた。今日のキューガーデンは、植物学 研究と植物保護の最高峰として世界をリードしている。 キュー・パレス ジョージ3世の離宮でもあった17世紀の離宮。 ![]() クイーンズガーデンから ![]() キューガーデンには他にもいろいろな建物、温室、アヒルがたわむれる人造湖などが ある。 現在4万種以上もの植物が育てられ、植物標本の数は700万点以上。 ![]() ![]() ![]() ![]() その花 ![]() パコダツリー ![]() モンキーパズルの木 ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 21:09
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2006年 07月 16日
キューガデンは子供や高齢者は割引があり、一日のんびりと楽しんでいる人も多く、 校外学習に来ている生徒たちも多かった。 のんびりすごしている親子 ![]() アヒルやカモのいる人造湖 ![]() バラ園 ![]() ![]() スイレンの家 ![]() ロックガーデン ![]() ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 20:32
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2006年 07月 16日
6月28日(水) 快晴 8時30分ロンドンのホテルを出発、今夜の宿泊地ヨークに向かう。 途中『嵐が丘』『ジェーン・エア』など、英国文学史に偉大な足跡を残したブロンテ姉妹 ゆかりのハワーズを訪れることに全員一致。 途中道を間違えたこともありハワーズに着いたのは午後3時まえ。 メインストリートの小さなレストランで遅い昼食をとり、ハワーズ・パリッシュ・チャーチを 訪れる。 ハワーズ・パリッシュ・チャーチ 姉妹の父親で、牧師のパトリックが説教をしていた。塔以外は当時の建物ではないが、 教会の外観や礼拝堂内部は静かで落ち着いた雰囲気。 ![]() ![]() ブロンテ博物館 教会の背後にあるこの家に、ブロンテ一家が1820年から1861年まで住んでいた。 1779年に建てられた小さなジョージ王朝様式の建物。 内部は、一家が住んでいた当時のように再現されている。 ![]() 博物館横の花壇 ![]() ![]() 博物館から見る教会 ![]() メインストリート ![]() 博物館近くの草原…ムーアを連想する ![]() ![]() 果てしなく続く荒野に吹きすさぶ風。8月末には紫一色に染め上げられるヒースの茂る ムーアを散策してみたかったが、時間がなく3時間あまりでハワーズを後にする。 駐車場横の建物 ![]() 18時40分ヨーク近郊のホテルに到着。 ■
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by seico5822
| 2006-07-16 19:29
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2006年 07月 16日
6月29日(木)晴れ 町の歴史は71年ローマ人によって創設された都市からはじまり、ローマ、サクソン、 デーン、ノルマンと多くの民族の争いに巻き込まれ、また交流してきた。 9時リーズ近郊のホテルを出発。バスは静かな郊外を40分あまり走ってヨークに到着。 ヨーク・ミンスター遠望 ![]() ヨーク・ミンスターは13世紀の初めから約250年の歳月をかけ、1472年に完成した イギリス最大のゴシック建築。 ![]() ![]() ローズ・ウィンドウ・グラス ![]() 中に入るとちょうど合唱隊の撮影が始まるところだった。 ![]() 内部から見るステンドグラスはとても美しい。 グレート・イースト・ウィンドウ 単独の窓にはめられた世界最大の中世のステンドグラスで天地創造と世界の終わり をモチーフにしている。 ![]() ローズ・ウィンドウ・グラス…南翼廊 1500年前後のもの。バラ戦争の終結を記念して作られ、チューダー朝のバラが描か れている。 ![]() グレートウェスト・ウィンドウ ハート型の石の上部飾りは1338年メルトン大主教から授かった。 ![]() 聖歌隊仕切り 15世紀作成。ウィリアム1世からヘンリー6世(1066年~1471年)にいたる英国王の 像で飾られている。 ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 18:20
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2006年 07月 16日
6月30日(金)晴れ 早く目が覚めたので、朝食前の6時から7時までホテルの周りを散歩した。 ホテルは自然公園のなかにあり、リスが走ったり、野うさぎがいたり、楽しい 散歩であった。池には、数多くの水鳥が群がっていた。 ![]() ![]() 日本では、もう散ってしまっていた花が満開だった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 7時から朝食、9時出発、エジンバラに向かう。 今日は途中どこに行くか相談の結果、世界遺産のダラム大聖堂とダラム城に立ち寄る ことになった。 ダラムとその周辺地域はプリンス・ビショップと呼ばれる司教によって支配されてきた。 ダラム大聖堂はノルマン=ロマネスク様式の建築のなかでもその規模と様式において 傑出している。この建物の主要部分は1093年から1133年の40年間で建造されたが、 司教の住んだダラム城とともに、北方部族に対する国境の要塞としての任務を果たしてきた。 ダラム城は19世紀以来、高名なダラム大学の一部になっている。私たちが訪れた日は ダラム大学の卒業式で、ダラム大聖堂で卒業式が行われていたので内部はあまり見ら れなかったし撮影はできなかったが、卒業式の様子を見ることができたのは幸運だった。 ダラム大聖堂とダラム城の間のパレス・グリーンには、テントが張られて、着飾った卒業生 や保護者であふれていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 卒業生 ![]() ダラム城 ![]() ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 16:30
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2006年 07月 16日
ダラムからALNWICKに立ち寄り、昼食をとった。ALNWICK(アニック)は旅行ガイドブック には載っていなかったが、立派な古城があるとドライバー推奨の町だった。 ちょうどフェスティバルが行われていた。 街並み ![]() 自家製の郷土菓子を売る出店 ![]() 魔女狩りの男に扮した男性 ![]() たくさんの出店 ![]() Alnwick Castle (アニック城)遠望 ![]() アニック城はとても立派なお城であった。 帰国後調べてみると1309年以来ノーザンバーランド伯爵および公爵家の居城として 使われていて、居城としてはウィンザー城に次ぐイングランドで二番目を誇り、ハリー・ ポッターで、ホグワーツ魔法魔術学校の屋外風景として使われた。また映画『エリザベス』 にも使われた。 なお、アルン・キャッスルという種類のバラがある。花びらの多いとても美しいバラだ。 夕方エジンバラに到着。いったんホテルに落ち着いたあと、ニュータウンに食事に行く。 スコット・モニュメント…ニュータウンのプリンスィズ・ストリートに立つひときわ立派な塔。 スコットランドを代表する文豪、サー・ウォルター・スコットを記念して建てられた。 ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 15:20
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2006年 07月 16日
7月1日(土)晴れ 午前9時エジンバラ城に到着。城が立つ岩山は、キャッスル・ロック(Castle Rock) といわれ、城が築かれる以前から天然の要塞として利用されていた。 城は何度もの戦闘で破壊され、そのたびに再建と増改築が繰り返された。現在 残っている最古の建物は1110年に建てられた聖マーガレット礼拝堂である。 チケット売り場 ![]() ![]() エジンバラ城入口 ![]() 民族衣装の案内人 ![]() ![]() 城門 ![]() 城門内から城門を振り返る ![]() 城壁からエジンバラ新市街を眺める ![]() 左…スコット・モニュメント 右…ナショナル・モニュメント 遠く…フォース湾 ![]() ![]() ![]() ![]() グレートホール ![]() ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 14:02
| 英国旅行
2006年 07月 16日
エジンバラ城を見学したあと、Kさんのロンドンでの友人が今セント・アンドリューズで 教授になっていて、大学を案内して下さるとのことで、セント・アンドリューズに向かった。 北海に面した美しい町セント・アンドリューズはゴルフ発祥の地として有名。世界最大の ゴルフトーナメント、全英オープンも、この町の広大なグリーンで催される。 町の名の由来となっている聖アンドリューズは、イエス・キリストの使徒の一人。 4世紀ごろ ギリシャの修道士が、彼の遺骨をこの地に運んできた。 12~13世紀頃には壮大な 聖アンドリュース大聖堂が、15世紀初頭にはスコットランド初の大学、セント・アンドリューズ 大学が設立され、町は繁栄を極めた。しかし16世紀半ばの宗教改革によって、その多くが破壊された。 セント・アンドリューズ城 北海を見下ろす岸壁にたたずむ、13世紀に建てられた城跡。代々司教たちの住居であったが、砦としても重要な役割を果たしていた。 ![]() 聖アンドリュース大聖堂…宗教改革によって破壊された。 ![]() ![]() ![]() セント・アンドリューズ大学 ![]() ![]() ![]() 教授をかこんでとった昼食は潮の香のただようものだった。 夕方エジンバラに帰ってホリルードハウス宮殿を訪れたが、午後5時を過ぎていたので 残念ながら閉館されていた。鉄扉の間から写真を撮る。 ![]() ![]() ニュータウンの東にある小高い丘、カールトン・ヒルに行った。 丘の頂上部に建っているネルソン・モニュメントに登った。144段の狭い階段はきつ かったが、頂上からの眺めは最高だ。 ネルソン・モニュメント ![]() ネルソン・モニュメントからの眺め… プリンスィズ・ストリートとエジンバラ城 ![]() ロイヤル・マイル中心の聖ジャィルズ大聖堂 ![]() ホリルードハウス宮殿全景 ![]() セント・アンドリューズへいく時通ったフォース湾に架かる橋の遠望 ![]() スコット・モニュメントからもよく見えたナショナル・モニュメント ![]() ホテルから眺める夕焼けの町 ![]() ■
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by seico5822
| 2006-07-16 13:24
| 英国旅行
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