2010年 05月 20日
ホテルの朝 今日はギザのピラミッド観光である。 このホテルはサッカラー街道とピラミッド通りが交差するところに位置し10分も走ると車窓から クフ王、カフラ王のピラミッドが姿をあらわした。 ギザのピラミッド分布図 図の赤線に従って観光し赤丸のところで写真を撮る クフ王のピラミッド入場は午前150人午後150人限定。8時入場開始のため、7時50分にチケット 売り場に並ぶ。 クフ王のピラミッド 本来は高さが146mだったが現在は頂上部がなくなり137m、頂上に本来の頂上を示す鉄の 棒が立っている。建設当時は白い化粧石で覆われていたが、盗まれたり、その後の王の墓の建設 のため剥がされたりで、いまの姿になった。 北面の二つの入口 左手上の入口はピラミッド本来の入口で、重圧を分散させるための屋根型の上部構造をもって いる。 現在は右手下の盗掘のために開けられた入口から入る。撮影禁止で入場前にカメラを預ける。 細いトンネルで途中背中をかがめて歩かなければいけないところ、急勾配のところもある。 王の間(玄室)には石棺がおいてあったが、ぐるりと取り囲んでお祈りをしている人たちがいたので 近寄れなかった。 クフ王のピラミッドと「船の博物館」 1954年クフ王のピラミッド南側の地下溝から古代の木造船が発見され、ピラミッド南側の博物館 で公開されている。 カフラー王のピラミッド カフラー王のピラミッドは3つのピラミッドの真ん中に位置し、高さ143mでクフ王のピラミッドより 小さいが、頂上部には石灰岩の化粧石が残っている。カフラー王のピラミッド正面には葬祭殿が あり、参道や河岸神殿、スフィンクスなどをまとめて「ピラミッド・コンプレックス」と呼んでいる。 ピラミッドの参道からは河岸神殿、スフィンクス神殿には入れないので、バスでパノラマポイントへ 行く。 パノラマポイントから眺めるクフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つのピラミッド メンカウラー王のピラミッドは、高さ65.5mと3つのうちでもっとも小さいが、参道、河岸神殿の 跡がある。 パノラマポイントからカフラー王のピラミッドの東に位置するスフィンクス側に行く。 大スフィンクス 全長57m、高さ20mの巨体は石灰石の岩山を刻んだもので、カフラー王の時代約4500年前の 遺跡だとされているが、異論もある。建設目的についても諸説がある。あごひげは大英博物館に ある。 北からみたスフィンクス 東から見たスフィンクス 後はカフラー王のピラミッド 河岸神殿に向かう 左の小さなピラミッドはメンカウラー王のピラミッド、右に少し見えているのはクフ王のピラミッド 河岸神殿内 この神殿の床下よりカフラー王の倚像が 発見された。現在エジプト考古学博物館に収蔵されて いる。 河岸神殿(南東)からみたスフィンクス ここからパピルスのお店に行きパピルスの作り方の実演を見る レストランで昼食 午後は自由行動。軍事博物館、モハメドアリモスク、バザールを訪れるオプショナルツアーがあった が、長旅の疲れとあまりの暑さに、割愛してホテルで休息した。 夜、賑やかな音楽、楽しそうな声が聞こえるので、部屋の窓から下のプールを見ると、プールサイドで 花火、ダンス、音楽などの催しがあるようだったが、疲れていたので床に就いた。
by seico5822
| 2010-05-20 19:30
| エジプト・ギリシャ・トルコ
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